いま、「カップル・フレグランス」と呼ばれる香りが話題になっています。これは男性と女性の香りは別々ですが、カップルで身につけることが必須となっています。カップル・フレグランスの定義は、香水の名前と発売日が同一であることです。ボトルは男性・女性とも形状が同じで、色が異なることで違いを出しているのが主流ですが、なかには形状を若干変更しながらイメージは同じであるカップル・フレグランスもあります。
また、ジバンンシイ「アマリージュ」や「アンサンセ」のように、ネーミングは異なってもカップルフレグランスを前提に発表された香水もありますし、エスティ ローダー「イントゥイション」やダビドフ「クールウォーター」のように、男性・女性の一方を先に発表し、後からもう一方を発表する場合もあります。
中性的な香りの発展タイプとして、1990年代後半から次々に発表していますが、そのルーツは1985年のカルバン クライン「オブセッション」だと言われています。「オブセッション フォーメン」は自分の娘の彼氏が「香りも好きな女性と同様のものを身につけたいと思う。しかしネーミングは同じでも香りは男性・女性で異なる方が良い」と行ったアドバイスを受け、1986年に発表されたものです。以来、カルバン クラインの香水は「エタニティ」を筆頭にカップル・フレグランスが大半を占めています。
カップル・フレグランスを愉しむ上で見逃せないものが男性・女性の香りの調和の絶妙加減です。お互いの持つ香りがお互いを引き立てあい、個性を消さず溶け合うように、調香しているときから、共通の香料を混ぜ合わせたり相性のよいトーンを一組にしたりなど、さまざまなアイデアが凝らされています。
それぞれが完成されている香りなのですが、お互いに配合されることにより、相乗効果が発揮します。恋人同士でこのような素敵な香りを身につければ、お互いの心の距離が一段と縮まり、より親密な雰囲気をつくり出すことが出来ると思います。
カップル・フレグランスを作成する上で代表的な香水のネーミングを紹介します。男性・女性とも同じネーミングです。
エスケープ |
アリュール |
ローパ ケンゾー |
センティメント |
エンポリオ アルマーニ |
ドルチェ&ガッバーナ |
ミ・ラ・ク |
トミー T |
ラッシュ |
ロードゥ イッセイ |
212 |
バーバリー・タッチ |
ラコステ |
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